海自衛が初の米艦防護することについて
2015年に成立した安全保障関連法に基づいて、平時から自衛隊が米軍の艦船などを守る「武器等防護」を実施するよう、稲田朋美防衛相が初めて自衛隊に命じたことがわかった。米海軍の補給艦が防護対象という。複数の政府関係者が明らかにした。
米軍からのニーズが高かった任務で、自衛隊法に基づき、防護のために自衛隊は必要最小限の範囲で武器を使える。昨年11月から12月にかけて南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣された陸上自衛隊の部隊に「駆けつけ警護」のに続き、安保法制に基づく自衛隊の任務が本格化する。
政府関係者によると、海上自衛隊の護衛艦「いずも」が5月1日午前に横須賀基地(神奈川県)を出港。房総半島周辺で房総半島周辺で米海軍との補給艦と合流し、四国沖までこの補給艦を守りながら一緒に航行する計画とされる。
この補給艦は、北朝鮮による弾道ミサイル発射の警戒をはじめ、日本近海で情報収集をしている米太平洋艦隊の戦艦に補給する見通し。29日に対馬海峡から日本海に入った米海軍原子力空母カールビンソンの戦艦に補給する可能性もあるという。カールビンソンは北朝鮮の更なる挑発を抑えるため、同日から日本海で韓国海軍と合同訓練を開始した。訓練には韓国海軍のイージス駆逐艦「世宗大王」などが参加している。(ヤフーニュースより)
以上が今回私が考察するニュースです。
私はこの一文を見て不安になりました。このままではどんどん自衛隊に命令して戦争に近づいていくんではないかと。
人というのは1度ストッパーが外れれば止まらなくなる生き物だと思います。
例で話をします。
財布の中に1万円札と百円玉が入っているとします。そして自分は120円のおにぎりを買いたいとします。その時躊躇いますよね1万円札を出すのを。
この状態が今までの状態だとします。では別のパターンにしてみましょう。
財布の中に千円札が十枚と百円玉が一つ入っているとします。そして自分は120円のおにぎりを買いたいとします。するとどうでしょう。1万円札と百円玉の時よりすんなりと「買う!!」という決断が出来ると思います。
この二つの状況の差は、1万円札が崩れているかどうかです。もちろん1万円札と百円玉でも120円のおにぎりは買えますが、1万円札を使うのを躊躇すると思います。しかし同じ金額でも千円札となると何の気無しに使ってしまいます。
つまりはこういう事です。1度命令してしまえば(崩してしまえば)躊躇なく行動できる。こういう事です。
更に「安保法制に基づく自衛隊の任務が本格化する」ともあります。
危険な感じがしませんか?
最後に米海軍原子力空母カールビンソンと韓国海軍が日本海で合同訓練を始めたことについてです。これに関しては、いい予感と悪い予感がします。
まずはいい予感ですが、今まで北朝鮮が放ったミサイルが日本海に落ちたことがありました。しかし今そんなことがあれば、合同訓練をしている所に落ちる恐れもあります。そのため、北朝鮮がミサイルを打つのを少しはためらうんじゃないかという事です。
次に悪い予感ですが、いい予感の真逆です。日本海で訓練している所にミサイルを打ってくるんじゃないかという予感です。戦争を始める時、普通は敵国に宣戦布告をしてから行います。しかし相手は北朝鮮、ミサイルを何発も打っています。宣戦布告なしにミサイルを大量発射してくるかもしれません。もしそれが訓練している戦艦に当たったら、少なからず戦力を弱めることが出来ると思います。
以上が私のニュース考察でした。ほんとに戦争は良くないと思います。今年の3月に国連の核兵器を無くそうという会議には、日本代表がボイコットするというニュースがあったと思います。政府は戦争に対する関心がまだまだ低いと思います。国民代表として、しっかりとした決断をして欲しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。それではまた次回お会いしましょう。さようなら。
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